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 大槻美菜行政書士事務所

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株式会社MATCHA LATTE MEDIA 〜その①〜



株式会社MATCHA LATTE MEDIA

http://www.mlatte.com/

 

 設  立  2012年1月
 本  店  東京都中央区
 主な事業 ・インターネット又はその他の通信を利用した通信販売業務
      ・国内企業の海外進出及び海外企業の国内進出に関する仲介業
       ほか

 

*大槻美菜行政書士事務所では、2012年1月、株式会社設立のお手伝いをさせていただきました。

 

 

 

 インタビュアー コメント                

 

Ianさんとは、起業家がたくさん集うイベントの懇親会でお会いしました。

 

最初にお会いした時からとても話しやすく、いろいろな考えやビジョンを惜しげも無く教えてくれました。

 

ハワイ生まれで、日本に来て日本を好きになり、日本の商品を海外へと進出させるための会社を設立したIanさん。

 

アイデアマンであり、行動力と実現力もあり、知識も豊富。にも関わらず物腰柔らかで、気さくな性格。しかも、日本で生まれ育ったのでは?と錯覚してしまいそうなほどに、日本に馴染んでいます。

 

Ianさんのビジネスは夢があり、聞いているだけでワクワクすることばかり。今回はそんな内容を、インタビューさせていただきました。

 

                                [2012年3月2日]

 

 

 

●インタビュアー:大槻 美菜

 

●インタビュイー:株式会社MATCHA LATTE MEDIA 代表取締役 CHUN IAN TEH-ENさん

 

 

 

 

 

『MATCHA LATTE MEDIAさんの、ビジネスモデルを教えてください。』

 

 

それは、会社名「MATCHA LATTE MEDIA」から話せば分かり易いと思います。

 

ご存知だと思いますが、「抹茶ラテ」とは、日本の「抹茶」と西洋文化の「カフェラテ」の2つの飲物から生まれた大人気商品です。日本と西洋の文化をくっ付けたことが、この会社の柱となるコンセプトです。

 

 

はい。

 

 

そのコンセプトが具体的になっているのが、主に、私どもが日本の中小企業向けに提供している、海外向けネット通販のサービスです。

 

サプライヤーと小売店という関係ではなく、日本企業とMATCHA LATTE MEDIAがパートナーとなって、海外に商品を売り出していきます。

 

 

ということは、今は、ネット通販用のサイトを作っているのですか?

 

 

そうです。ネット通販から始めるメリットは、コストが他の方法よりだいぶ安いことです。

 

他の方法とは、例えば海外の展示会に行ったり、海外に現地法人を作ったり、などがありますが、何百万、何千万の投資金を確保しなければいけないので、そこまでの展開を考えていない、あるいは、できない中小企業はたくさんいます。

 

ネット通販ならば、少しずつ市場開拓ができて、売上と共に、投資できます。一番リスクの低い海外展開の始め方です。

 

 

なるほど。

 

 

それから、MATCHA LATTE MEDIAがパートナー企業に提供しているサイトは、通販だけではありません。MATCHA LATTEというコンセプトで、通販とメディア媒体をくっ付けるサイトを提供しております。

 

外国人が理解しやすいような商品説明と共に、商品の価値を理解してもらうためのコンテンツも提供している、ということです。

 

サイトに商品とコンテンツがあれば、次には、ソーシャルメディアや検索エンジン、広報などの顧客収集活動にも使えます。これはコンテンツ・マーケティングというものです。

 

 

コンテンツマーケティング?

 

 

コンテンツを使って広報宣伝活動を行う、ということです。特に、日本文化と関連の強い商品(食品や伝統工芸など)は、日本文化を知らない外国人から見ると、商品の良さが分かりにくいのです。

 

 

ええ。

 

 

商品を分かり易く説明したり、商品を出している企業周りの事柄についての記事があれば、その「情報」について探している人が、検索エンジンを通じてサイトに訪問します。さらに、ツイッターやフェイスブックで友達に紹介すれば、さらに認知度が広がります。

 

 

なるほど。

 

 

例えば、京都のお茶農家がパートナーの一人なのですが、京都についての記事を書けば、その情報を探している人がサイトに訪問し、商品を知るきっかけとなります。

 

 

その文化や情報を用意するのは、MATCHA LATTE MEDIAさんですか?

 

 

私たちも色々と用意はしますが、正確に言えば、パートナーと一緒に用意するものが多いですね。商品や産業の情報は、やはり専門家から聞き出さないといけないと思っています。 

 

場合によっては、作業がちょっと大変になりますが、どういう情 報が海外の顧客にとって面白いか、どういう言い方なら理解できるのか、を考えます。これは、すごく大切なことです。外国人が分からないから売れない、とい うことは間違いです。教えれば売れる、という考え方が大事です。

 

 

イアンさんは、アメリカ人ですから、そういう海外の人の気持ちがわかりますものね。

 

 

そうですね。私がアメリカ人ですから、アメリカ人の気持ちなどは分かります。オーストラリア人ならオーストラリア人のことが分かります。フィンランド人ならフィンランド人、フランス人ならフランス人と、全世界にパートナーがいれば、様々な意見が聞けるし、説明ができます。

 

様々な国からの、日本好きな外国人が居るような会社を目指しています。

 

 

それは良いですね。

 

 

現在、パートナーに結納グッズ屋さんがいます。もちろん、海外 には結納と言うカルチャーがありません。しかし、日本の伝統文化について興味を持っている人はたくさんいます。そんな外国人に、結納という儀式について教 えることもできますし、日本の歴史についていろいろ教える事もできます。

 

伝統文化を知れば、パートナー企業の結納グッズの魅力を理解するコレクターもでてきますので、最初は売れなさそうに見えていた商品も、ネットによって顧客を集めて、一つのニッチ市場が開拓できるのです。

 

 

 

『MATCHA LATTE MEDIAを拡大する方法は、どう考えていますか?』

 

 

たくさんのクライアントとつき合うには、たくさんの記事を書く必要があります。どうやって書いていくのか、というのが難しい問題になります。

 

 

ええ。

 

 

IT企業みたいに、システム化、プラットフォーム化しなければならないと考えています。今はクライアントを増やしながら、そのシステムとプロセスを開発しています。

 

これは、リーンスタートアップといわれる起業方法です。完璧な サービスを最初から提供するというより、ある程度動くようになったら、提供しながら開発を進めていきます。ということで、最初から付き合っているクライア ントは、ものすごく大事にしています。彼らから信頼していただけるから、会社が成り立ちます。

 

 

ほう。

 

 

そして、その仕組みは、「Crowdsourcing」という概念に基づいて開発しています。IT技術というよりも、大勢の人を集めて、その人たちをITシステムで管理しながら、コンテンツ作成をしてもらいます。

 

日本人や日本が好きな外国人など、様々な人たちの意見や視点、知識を形にする工場のような仕組みになります。が、今は工場というよりも、工房ですね。

 

 

ライターさんたちは、どこから集めているんですか?

 

 

日本文化に興味をもっている外国人になるので、そういう友達は、もともと自分の周りに集まっています。あとは、留学生や日本文化についてのブログを書いているような人を集めようとしています。日本人でも、英語がある程度書ける人がいれば歓迎しています。

 

外国人が分からない情報がたくさんありますので、そういう協力者がとても役に立ちます。そして、編集担当者が記事を直していますので、英語の勉強にもなります。最初の段階では数十人なのですが、クライアントを増やしながら、ライターも増やしていく予定です。